今月の紅茶です。
1、クスミティのプリンスウラジミール
シャガールと同じロシア出身の紅茶ブランド、クスミティ。
ロシア革命のときパリに進出しました。
プリンスウラジミールは11世紀のキエフ大公をイメージしてブレンドされました。
柑橘類のやさしい香りとニッキとちょうじのスパイスの香りがロシアをイメージさせます。
2、ケードルセーのヴィクトリア
ケードルセーはフランスの紅茶商。イギリスをイメージしてブレンドされました。味、香りとも逸品。お喋りをしながら何杯でも飲めそうです。もちろんミルクティにお勧めです。
3、トワイイニングのプリンスオブウェールズ
イギリスの紅茶。プリンスオブウェールズは皇太子。1921年時の皇太子エドワード八世のためにブレンド、皇太子よりその名をブレンド名に付ける栄誉を賜りました。穏やかな渋みと優雅な香り、もちろんミルクティーで。スコーンとも相性がいい紅茶です。エドワード八世はあのシンプソン夫人との恋で大感を捨てた国王、今のエリザベス女王の叔父です。